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不良出版社報


日記のページ



ギア

 おたみんの自転車は満身創痍である。まだ京都に来て1年とそこらしか経ってないというのに、そして自転車も京都に来てから買っているのに、さらに別に想定外の使い方も一切していないのに、満身創痍。

 チェーンは既に数え切れないほど外れた。酷い時は変速機の内側にあるプラスチック板まで巻き込んでバキバキになった。それでもまあ走れんことはない。あとカゴもなぜか溶接が取れている。プラスチックバンドで無理矢理固定して走る日々。極めつけはなぜか画鋲が刺さってパンクしていた。それだけならまあ運が悪かったとしか言いようがないのだが、自転車屋に修理頼んだ時点でなぜかタイヤ自体が裂けていた。お、お前ーーー!!!!!

 もう来年くらいには買い換えないといけないくらいボロボロになってそう。一応5年保証とか言われてるけど絶対5年持たないとおもいます。なんてもん売ってんだオイ!

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池袋

 帰宅オタク。おなかすいた。

 ほとんどTwitterで200件にわたりばらまき続けたものを再構成しただけのものなので驚くほど中身がない。そりゃそーだ。

 ……2017年5月20日午前4時30分、おたみん完璧な起床をする。なしてここまで早いかというと早い方の新幹線なら空いてそうだから。こういうときって普通は深夜バスで行けばいいと思うんですけどね。

 品川で下車。過去に2,3回品川下車をしているのにもかかわらずはじめて乗車券が東京都区内ならそのまま使えることを知る。これまでわざわざ改札出てICカード使ってたのに……。そもそもなぜこれを知ったかというと今回交通費や宿泊費をできるだけ抑えよう計画というものを建てており(親の金を食いつぶすのが申し訳なくなってきたため)新幹線もはじめて学割使いました。どれだけこれまでどうでもいい浪費をしていたかがありありとわかるとおもいます。今度からも帰省のときとか学割使おう。

 山手線に乗る。数年ぶりに移動時にウォークマンを着用した。おたみんは最近知ったピチカート・ファイヴのアルバムを予めいれておいたのでヘビロテした。で、今回五月祭に行くのが主たる目的だったんですが、アタマが悪いので五月祭って駒場キャンパスでやってると思ってたんですよね! 渋谷で降りようとして「あ、もしかして本郷なのでは」と気づいてしまった。あほじゃー。

 まあ仮に駒場でやってようと下見をするだけだったのでダメージはない。今回はですね、というか昨日はですね、どちらかというと池袋がメインテーマだったわけですよ。今となってはどうやって知ったのかわからないけどとりあえずナムコ・ナンジャタウンのキャラクターグリーティングが死ぬほどたのしいらしいのでこれは行くしかないということで。おたみん昔からマスコットキャラとかめちゃくちゃ好きで、思えば中学校くらいの時にテレビ局にハマってた時に水曜どうでしょうで有名なHTBのonちゃんとか見つけてふぇえ…ってなってたんですよ。思えば高校生のとき勉強したくなさすぎて家中にある「まっぷる」を片っ端から読む作業してたんですけどそういえば「東京ベストスポット’12」(うろ覚え)あたりにナンジャタウン載ってたんですよね。たしか餃子スタジアム。それのトップ写真がエントランスでようこそ~ってやってるナジャヴさんとナジャミーさんで多分その時もあら^~ってなってたはずなんですよ。補正入ってるかもしれないけど。うーんでも関西在住にはちょっと厳しいかも~と思った矢先に五月祭が滑り込んできたのでじゃあここで行けばいいじゃない! ということになりました。カツアゲ用のお金を参考書代と偽って親からもらういじめられっ子みたいですね。

 で、満を持して件のサンシャインシティとかいうやつに入っていったんですが、いざエントランスの前に立つとめんどくさいオタク病が発動しました。何の自慢でもないんですがおたみんははっきり言って一番終わってるタイプのコミュ障でして、知らない人の前では喋れない、咄嗟の反応が口パク、この人馬が合いそう! と思うとストーキング的に接近して少し話をしただけで聞き取れない音域と滑舌でデュフデュフ自分語りをおっぱじめるヤバい奴。顔もよくないし肌も荒れてる。果たしてこんな人間が幸せなんて享受できるのか? そんな感じで思いを巡らせて2Fをウロウロしてました。ポケモンセンターとか。それでも決心つかなかったので展望台にも行きましたね。展望台で立体教習所がある! とか一人ではしゃいでたんですが今から考えると完全に逃避行動でした。あ、そうそう一人だったんですよ。おたみんは友人とかいませんからね! 今から思えば一人で行こうと思ったのもめんどくさいオタク病発動に貢献したとおもいます。手持ち無沙汰になった時に独り言でごまかすのもヤバいからなー。

 でもそうこうしてる内にキャラクターグリーティングの時間が来ちゃうんですよ! まるで夏休みの宿題を終えないまま最終日を迎えてしまったよくある小学生みたいにおたみんの心中は大荒れです。もうどうしたらいいかわかりません。そこでとりあえず……入場しました。気分は特攻。えいままよ、ってこういう時に使うんだとおもいます。とりあえず場内をウロウロしながら内田百間みたいなモノローグを脳内で展開してました。これ自分ではカッコイイと思ってるつもりなんですよ。はたから見れば完全に場から浮いてるキモオタコミュ障陰キャですけど!  正直キャラグリまで何してたのか覚えてません。子供でも見物してたのかな。

 とりあえず一番最初におたみんが出会ったのはナジャミーさんでした。やっぱ女の子はいいですね! ……とか言ってる暇などなく子供たちとの朗らかな交流をよそに突っ立ってスマホをいじる陰キャ。いやーまじでどうしていいかわかりませんからね。正直突っ立ってる時は生きた心地とか全然しませんでした。ナンジャリアン(スタッフ)さんがすっげえ明朗に「お写真撮りたい方は声かけてくださいねー」って言ってくれてるんですがこういう状況になると出せる声も出せないのが実にアレです。オラァ! しかも絶対常連っぽい人も何人かいて、こんな人達が見てる中でクソコミュ障陰キャが写真を撮るなんて誰得すぎて申し訳なくて死にたくなってくるわけですよ。段取りもわかってないし。

 かくして時間ばっかり過ぎていってですね、しかもおたみんのナリのせいかヤバいオーラでも漂ってるのか周辺をウロウロしてても全く存在を認知されないわけですよ。さすがに不肖私、思いました。ヤバい。このままでは「気になってたのに声もかけられずに終わる」という淡く切ない中学時代の初恋みたいな悲しい結末を迎えてしまうこと待ったなし。とか思ってたら本当に「そろそろ時間ですね~」とかいう声が聞こえてまた心のなかで「ふ、ふおぉぉおおーーー!!!!!」と叫ぶ陰キャオタク。書いてて死にたくなってきたけど、多分パニック状態で思わず「スイマセンシャシントカトッテイイデスカ」って言いました。快諾されました。マジで! 快諾されたぞ! ほんまか! ここまで夢だったり水槽の脳とかだったりしないか! と思いましたがたぶん本当でした。撮影のためにわざわざ広いとこまで動いてもらったりしてあろうことかナジャミーさんと2S写真を撮るコミュ障陰キャオタク(棒立ち)。ちょっと前にTwitterで見たラバーガール大水が真顔でピューロランドに座ってる写真見て爆笑してましたけど自分がじっさいその状況に置かれたら同じことになるということがありありと知らされました。ホントすいません…面白いことできなくてですね…いやでも写真撮られてる時めっちゃ幸せでポーズとか全く思いつかなかったんですよ…でも棒立ちってお前…

 この日は「まっぷる」に載ってなかった(情報が古いから)池袋の乙女と男のハートを鷲掴みにした件のイケメンことモジャヴ様とも畏れ多くも写真を撮らせていただいたわけですがまたしてもおたみん棒立ち。やる気あんのかお前! こんな陰キャに対応しないといけないナンジャタウンの皆さん本当に申し訳ありません。つーか場を汚すんじゃないよ! 俺!

 というわけでこの日は写真撮れた! うれしい! という感情もあったわけですが一方で「本当にコレでよかったのか」という葛藤が発生しました。はい。段取りの分からないオタク、ナジャミーさんやモジャヴ様のジェスチャーコミュニケーションを尽く見逃す最高のコミュ障っぷりを披露したし。帰り道にラウンドワンでこのなんともいえないやるせなさを全てノスタルジアにつぎ込んだら3曲くらいEx開放できた。感情的にピアノを弾くといいことがあるらしいね!

 …都電荒川線に揺られまどろみながらおたみん考える。本当にこのまま京都に帰っていいものか。っていうかよく考えたら20周年記念のグッズ何個か買いそびれてるしそもそも肝心のナジャヴさんと対面してませんでした。こりゃいけない!

 というわけで二日目突入。肝心の五月祭は同級生の民舞だけ見て帰ってしまった。まあ初日も行ったけどちょっとキラキラしすぎてゴミ文系大学生のおたみんに耐えられる空間じゃなかったのでたぶんこれは正解だったんだとおもいます。

 おたみん今回も満を持してエントランスに向かうもめんどくさいオタク病を微妙に発動してそこらへんの椅子に座ってポカリをアホみたいに飲んでから覚悟を決めて(?)入場。今日はがんばれおたみん!

 初回早速ナジャヴさんとナジャミーさんがカップルで登場。おたみんまた「も、もへぁ~」と変な声を出す。常連ぽい人も結構いるし、何より日曜日なので家族連れも多い! 俺、本当に不審者やんけ! でも不審者でもいいから接近したい!(あぶない) 今日俺は生まれ変わる!!!!! という覚悟を持って昨日より(気持ち)明瞭に「今日はじめて来たんですよ~」とナンジャリアンさんに半分くらいウソをつく陰キャオタク。幸せなカップルの写真を撮ったソロプレイシャツインオタクfeat. キャスケット(精一杯のドレスアップ?)はがんばって(というかお二方のほうが頑張ってるんですが)それなりのコミュニケーションをしました。中に入って写真も撮ったわけで、はっきり言って多幸感が前日の比じゃないわけですよ。(自分語りが悪化し)関西住みだからしばらくは来れない旨を勝手に伝えて「でも絶対また来ます!!!!」と叫びながら三人(?)で抱擁したとき場はクライマックスを迎えました。全米が泣いた。いやもう少なくとも俺は泣いてた。だって抱擁とか実生活でぶっちゃけ9年間くらいされたことなかったもん。心のなかで大粒の涙を流した。山あり谷ありの人生の楽しさと他人の大切さを思い知った。これからは人に優しくなろう。そうすればおたみんも愛される人間になるだろう。まずはこんな自分をもうすでに愛してくれる人間から。心の底からそう思うよね。人生リハビリテーマパークナムコ・ナンジャタウンだぞ。

 この時点で非常に気が楽になったので2回めにモジャヴ様と再会したときも(個人的には)信じられないくらいに明朗なコミュニケーションを進行しました。見るからに常連っぽい男女の方がモジャヴ様と最早コントの領域に達したコミュニケーションをよそから見て微笑みながら「たのしそう…」と思いましたが2回めの新参がダル絡みするのはよくないです。いや十分ダル絡みだったと思いますけどね今日の俺。マジで客観的に見たら「よくわかんないけど一人で場内をウロウロしてるヤバい奴が突然べらべら喋りはじめてたのしいんだか楽しくないんだかみたいな表情で写真を撮られていた」という光景だったんだと思う。なんというか、ほんとうに申し訳ありません…つぎ行くときは性格か顔かどっちか直してから行こうとおもいます…。

 そんなわけでリベンジマッチは個人的にはまあ成功といっていいんじゃないかという具合にはなったん…じゃないかな。あいかわらず醜態を晒してしまって申し訳ないです…ほんと。色々周りに迷惑をかけてしまいましたが貴重な体験をしました。グッズもそれなりに買ったしな! また夏コミのついでにでも行けたらいいな。その時はテキトーに知り合いでも引っ張っていきたいですね。なんつーか…ひとりだとヒマな時マジでヤバイ人になってしまうので会話相手はひつようだなと思いました。今後もし帽子被って聞き取れない発声をしてる顔が荒れてるヤバイ人を見かけても…なんつーか…そっとしてあげてほしいです…

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人生を体現する一日

 …これを入力してる現在歴史的に体力が消耗してます。一日が波乱万丈すぎてメンタルも疲れました。ううー。

 そもそも今日の始まりをどこに置くかにもよるんですが、若気の至りで4時までカラオケをしました。カラオケ会場から自宅まで徒歩で帰ると5時過ぎ。空が白むのを確認し、昼間に予定あるし3時間だけ寝るかーとコンビニのおにぎり食べて6時前に就寝。起きたのは9時。すでに体力はない。

 で、関西コミティアに一般ですが初参加してきました。ひっさしぶりにインテ行って思ったんですけどコスモスクエア駅って国際展示場駅になんとなく似てませんか!? やっぱ中央線だけじゃ貧弱すぎるのでもう少し交通インフラなんとかしてほしいんですが採算取れるわけ無いですね。2時間ほど会場をふらふらしてちらほらお買い物しました。ホントは今日感想とか書こうかなーと思ったんですが…体力がないので…そのうち…

 帰り道で例のごとくポップンに課金をする。28をぼちぼちやり始めてるんですがむずかしいですね。それはともかくノスタルジアの方はEx解放できたり7クリアできたりとかで成長を感じる。まあ最高12なのでゴミだけどね。でもゴミでもクリアできると気分いいんですよー。まだ曲数少ないしクレジット積まなくてもあらかた確認できるのがうれしいです。ポプはねー…なまじ曲数多いので道のり果てしないですね…レベル分けも細かいし…

 でもフェーイでもたのしいもんなのです。すっかりご機嫌になったおたみんはカラオケ帰りと同じ道をのんびり歩きました。自転車はコミティア行く時に駅前に停めたので。

 まあ自転車なかったんですけどね!

 おたみんの住む街は恐ろしい所で、法に背いて駐められた自転車はたちまち遥か南の果の地にワープさせられてしまう。困ったおたみんはいつ回収しに行こうか迷った。明日はお昼がガラ空きだ。明後日は午前中。木曜日も昼取りにいける。でも学校行くのに自転車ないの辛すぎるのでは??? やっぱ今から取りに行こう。夜9時まで開いてるし。

 いやでもこれが色んな所でやたら歩いておにぎりだけで稼働してきたおたみんには辛かったんですよ。マジで。しかも色々お金使っちゃったししばらく節約しよーとか思ってた矢先に2300円が吹っ飛びました。まあ駐輪代サボったぼくが悪いんですけど! これはほんと! 保管所のおじさんにやさしく対応してもらって涙出ました。絶対怒られるか迷惑そうにされると思ってたんですよ。空気も入れてもらったし。人の優しさというものを感じました…ってこっちは2300円取られてんだぞ! なに良い話になってんだ!

 てなわけで満身創痍になりながら(はるか南の地から自転車を漕いで帰還する必要があったため)安めの食材を選んで買って帰宅。…でも帰路の途中。おたみんは猫と邂逅した。

 (回収した)自転車に載ってるので自転車ごと近づくと怖がるかもしれん、でも降りる時にがしゃがしゃ鳴らすのもやかましい…とおもっておたみんはその場を動かなかった。虎縞の猫はこっちを時折みながら、道の端にいたのにこちらにやってきて自転車の正面に。この前も言ったけれど、おたみんがなにも声を発さなくとも、それどころか心のなかで話しかけたりとかしなくても、視線が合えばなんとなく会話というか意思疎通ができるような気がするのである。こうしてしばらく会話をした後、おたみんは静かに自転車を降りて、被ってた帽子をとって猫にお辞儀をしてゆっくりその場を立ち去った。これもひとえに偶然。自転車が回収されてなければ一時間以上はやく家に帰っていたのでこんなことは起きなかったのだ。2300円は思わぬ形で還元されたのであーる。

 というわけで人間万事塞翁が馬と言わんばかりに過激な一日を過ごしておひるを食べてないおたみんは空腹のさなかにいます。ご飯がまだ炊けてないのだ。明日からまた一週間が始まる。そんな気張らなくてもなんとかなるじゃん、と思ったのでした。

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千年女優を見た

タイトル通り。サークルの人に貸していただけました。多謝。

こういう映画を1回見ただけでべらべらと語るものではないと思うので、ラストだけ。

「誰か」ありきの人生というのは、持て余した若さとかそういうのなら突っ走れるものであり、やっぱりいざ自分の人生を振り返るとそれは「誰か」なしには成立し得ないとしたら、自分とはなんだったのか、となる。自分が人生の主役だと思っていたらとんだ狂言回しがいたわけで、もしそれが取り返しのつかない死の際でわかったらどれほど恐ろしいだろうか。

そういうわけで最期の一言というのは当然オンナの怖さみたいなド安直なものではなくて、「自分の人生の主役は自分でした」と再確認して旅立つためのセリフだったんだろう。勿論それはその場しのぎの言い訳かもしれないけれどね。でも波乱万丈の人生の締めに「いい人生だった」と言っているだけなのになんでここまで誤解が生まれたんだろう。キャッチコピーのせいだな。

とりあえずこの解釈も違う可能性があるし見落としたシーンもあると思うのでもう一度観よう。

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